朝一番の仕事は、就業前に始まります。
それが、満員電車です。
都会の満員電車は、もはや体力勝負。
缶詰め状態である上、酸素濃度も薄く息苦しくて、この世の地獄ではないかと思います。
しかし、満員電車は、満員電車と思ってはいけません。
満員電車と思うから、生き地獄のようにつらく感じます。
自分は不幸のどん底にいるような錯覚に陥り、苦しくなります。
では、どうすれば、つらくて苦しい満員電車を楽しめるのか。
満員電車は、ジムだと思うのです。
心と体を鍛える場所。
満員電車をジムだと思えば「苦しくても当たり前。このくらいでちょうどいい」と思えるようになります。
受け止め方が変わるだけですが、ストレスの感じ方が和らぎます。
満員電車をジムだと考えるだけで、ストレスが、適度な刺激に変わるでしょう。
満員電車にゆらゆら揺られながら、トレーニングだと思って、前向きに耐えるのです。
駅に停車する時間は、休憩時間です。
ほかの乗客は、ジムで一緒にトレーニングをする仲間だと思えばいい。
「一緒に頑張ろう」と思うことです。
自分だけではつらくても、仲間がいれば、心強く感じます。