「どうにもならないこと」があります。
私たちは、どうにもならないことを考えすぎです。
悩んで何とかなるなら、まだわかります。
悩むだけ悩み、解決策を考えればいいでしょう。
しかし、悩んでもどうにもならないことを考えても、仕方ありません。
私たちの悩みの多くは、どうにもならないことが多いです。
たとえば、過ぎ去った過去です。
過ぎ去った過去を悔やんでも、どうにもなりません。
過去には戻れませんから、過去を変えることもできません。
どんなに過去を考えていても、生きているのは今だけです。
「あのとき、こうすればよかったな」と、いつまでもくよくよするのが、最も時間の無駄です。
過去を振り返って「こうすればいい」という改善点がわかれば、それで気持ちを切り替えるのです。
いつまでもくよくよしていても、実りはありません。
今の自分の元気がなくなるだけです。
ほうっておけばいいのです。
どうにもならないことは、ほうっておくのが一番です。
どうにもならないのですから「どうにもなりません」と言って笑うと、気が楽になります。
道理に合った発言です。
堂々とできますし、元気も出てきます。
どうにもならないことがあるおかげで、今、元気になれるのです。