執筆者:水口貴博

日常に点在する幸せに気づく30の視点

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頭に残らなかった本は、自分にとって重要な情報が含まれなかった証拠。

頭に残らなかった本は、自分にとって重要な情報が含まれなかった証拠。 | 日常に点在する幸せに気づく30の視点

本を読んでも、内容が頭に残らない本があります。

読み終わった後、内容がはっきり思い出せないのです。

自分の読解力や記憶力が悪いのかと、不安になるでしょう。

もちろん文章そのものがわかりにくかったり、読みにくかったりする原因も考えられます。

しかし、頭に残らないのは、もっと別の理由です。

自分にとって、重要な情報がなかったからです。

重要でないから、興味がそそられず、頭に残らなかっただけです。

脳は、優秀なフィルターです。

必要な物だけ引っかかり、不要なものは素通りするようになっています。

もし記憶に残っているなら、自分にとって重要だと感じた証拠です。

自分が重要だと感じたなら、きちんと頭に残ります。

覚えようとしなくても、覚えられます。

文章が多少わかりにくかったり読みにくかったりしても、重要な情報は、きちんと読み取ろうとする姿勢になるからです。

頭に残らなくても、誰も悪くありません。

本が悪いわけでもありません。

たまたま今の自分にとって、重要な情報が含まれなかっただけです。

もしかしたら、ほかの人には重要だと思う情報かもしれません。

内容が頭に残らなくても、深く気にすることはないのです。

日常に点在する幸せに気づく視点(9)
  • 頭に入らなかった本は、自分にとって重要な情報がなかっただけだと気づく。
「明るい話題はないかな」と思いながらニュースを見ると、元気が出てくる。

日常に点在する幸せに気づく30の視点

  1. 1日が始まるのは、朝起きてからではない。
    誰かに「おはよう」と言ってから。
  2. 挨拶をすると、相手だけでなく、自分も気分がよくなる。
  3. 新メニューを楽しむことも、変化の伴う立派な挑戦。
  4. 間違えた注文は、いつもと違う食事を食べる、いい機会。
  5. 何事においても、楽しもうと思えば、楽しめてくる。
  6. 窓が存在する、本当の意味。
  7. 携帯電話のアドレス帳から消せない人がいるのは、心の本音が反映された結果。
  8. たまにはティッシュ配りのティッシュを、受け取ってみませんか。
  9. 頭に残らなかった本は、自分にとって重要な情報が含まれなかった証拠。
  10. 「明るい話題はないかな」と思いながらニュースを見ると、元気が出てくる。
  11. 人から道を聞かれたとき、実は褒められている。
  12. 横断歩道での待ち時間は、身だしなみを整える時間だと考える。
  13. 無限に広がる空には、想像力を無限に働かせる力がある。
  14. 水は、名前を変えるだけで、もっとおいしくなる。
  15. 便秘解消のポイントは、トイレ掃除にある。
  16. 乗り物の背もたれは、ちびちび倒すほうが余計に気を使う。
  17. 自分の名前の由来を知ると、親からの愛情に気づける。
  18. 自分の字だけは、達筆で書けるほうが得をする。
  19. ファストフード店で待たされるのは、実は喜ばしいこと。
  20. 字が汚いのではない。
    心がこもっているのだ。
  21. 手頃な値段の店だからこそ、マナーを重視すると、ひときわかっこよく見える。
  22. 今のあなたは可能性の塊。
    不可能に思えても、本気になれば、大半は実現できる。
  23. 買い物は、長い列のレジに並ぶほうが、いらいらが小さくなる。
  24. 食事をしているのではない。
    腸の中にいるペットに、餌をあげているのだ。
  25. 飲み物を出されたら、一口でもいただくと、喜ばれる。
  26. 足元にあるごみを、拾ってみよう。
    自分が気持ちよくなれる。
  27. おならをするのは、リラックスしている証拠。
  28. なぜ蝶結びを見ると、自然と嬉しい気持ちになるのか。
  29. 「立って歩ける」という幸せ。
    「歩いて疲れた」という贅沢。
  30. 私たちは生まれてから死ぬまで、地球から、最高においしい食べ物を頂き続けている。

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