「人生はつまらない」という人がいます。
お金がなかったり、育ちの環境が悪かったりすると、自然とそう思えてきます。
「生きる希望がない。生きている意味がない。死んだほうがましだ」と嘆き、考え方がネガティブになります。
しかし、いけないのは、人生ではありません。
人生は、悪くありません。
悪いのは、本人の考え方です。
人生を楽しんでいるかどうかは、気持ちの問題です。
つまらないと思えば、本当に人生がつまらなくなります。
つまらないと思うから、短所やデメリットばかりに目が向けられます。
何事においても、悪い点だけ見ようとするため、本当につまらなくなってしまうのです。
しかし、楽しいと思えば、楽しいと思えてきます。
楽しいと思うと、物事の長所やメリットに目を向けるようになり、本当に楽しめるようになります。
どんなことにも、楽しめる点はあります。
たとえば、お金がない状態でも「楽しもう」と思ってみましょう。
「金銭感覚が身につくなあ」「今がどん底なら、これから上がる一方だ」と思えてきます。
ジグソーパズルに興味がなくても「楽しもう」と思ってみましょう。
「指の体操になるなあ」「頭の運動になるなあ」「わくわくする時間が過ごせるなあ」と思えてきます。
見方が変わることで、長所やメリットが見えてきますね。
「楽しもう」と思うことで、楽しみを見いだすセンサーが敏感になります。
何事においても、楽しもうと思えば、楽しめてきます。
「人生はつまらない」と思うと、本当に人生がつまらなくなります。
「人生を楽しもう」と思うと、本当に人生が楽しくなります。
それだけのことです。
人生は悪くありません。
自分がどう思うか、なのです。