数多くの化粧品を見ていると、異なるメーカーから化粧品がたくさん出ています。
化粧品を品定めしているとき、ふと、浮かぶ疑問があります。
「異なるメーカーの化粧品を、ばらばらに使ってもいいのだろうか」
ずばり言えば、問題はありません。
普通に使う分には、メーカーが異なっていても、肌のトラブルはないと考えていいでしょう。
一昔前なら、異なる化粧品を使うと、肌に悪影響を出る場合もありました。
品質向上と安全検査の技術が進んだ現在では、ほとんど考えられません。
市場に出回っている化粧品は、十分な品質チェックが行われ、肌に影響のない成分を使用したものが出回っているはずです。
アレルギー体質や敏感肌の人を除いて、肌のトラブルを起こすのは考えにくいでしょう。
ただし、別の点で問題が出ることがあります。
化粧品やメイクには問題ないですが、化粧品がうたう「コンセプト」は、崩しやすくなる可能性はあります。
市場には、さまざまな効果をうたう化粧品があります。
紫外線カットをテーマにした化粧品。
肌に透明感をもたらす化粧品。
美容液の効果をもたらす化粧品。
若返りをテーマにした化粧品。
敏感肌向けに作られた化粧品。
コンセプトが異なるメーカーの化粧品がぶつかると、本来の効果が小さくなる可能性があります。
特殊な成分が化粧品に含まれる場合、化学反応やアレルギーを引き起こす可能性も、ないとは言い切れません。
メーカーがうたうコンセプトに引かれて化粧品を購入するなら、化粧品のシリーズを統一させたほうが無難です。