初対面が1人でもいる場で、内輪ネタを控えるのは、コミュニケーションの基本です。
言うまでもありませんね。
合コンの仲間同士なら、お互いの過去の話で盛り上がることがあります。
盛り上げるのは大切ですが、内輪ネタはできるだけ、控えたほうが無難です。
話についていけず、疎外されている感じがあるからです。
第三者も愛想笑いを浮かべますが、内心、逃げ出したい気持ちになっているものです。
しかし、内輪ネタは絶対に禁止ではありません。
話の流れから、やむなく当事者にしかわからない話が登場することもあります。
いくら内輪ネタがよくないとはいえ、いきなり話を変えるのも不自然ですね。
何かを隠しているようなそぶりを見せると、疑われ、相手に失礼になってしまいかねません。
もし当事者にしかわからない話が出てきたとき、心がけたいことがあります。
もし内輪ネタをするなら、第三者が初めて聞いてもわかるような説明を入れてからにしましょう。
たとえば「この前のレストランの失敗、面白かったね」と、いきなり話を始めるのはよくありません。
次のように言い換えます。
「この前、一緒にレストランに行ったときの話なんだけど、店員がオーダーを聞き間違えたらしいんだ」
「普通なら料理が出てきたときに気づくんだけど、間違っているオーダーにすら気づかないで、そのまま食べちゃった」
「会計のときに、値段がおかしくて気づいたんだ」
初めて聞く人にもわかるような詳しい説明を含めればいいのです。
内輪にしかわからない話でも、一緒に笑って楽しむことができるのです。