合コンで、目当ての人を見つければ、できるだけ近くに座りましょう。
距離が近づいて話しやすくなれば、親しくなりやすくなります。
いかに、目当ての人の近くに座るか。
ここが大切です。
さて、問題はここからです。
近くに座ろうとするとき、あなたはどのようなポジションに座ろうとしますか。
ここでよくありがちな失敗が見られます。
やはり相手の顔がはっきり見えるよう、真正面に座ろうとするのではないでしょうか。
相手の顔もしっかり見えますよね。
しかし、本当に相手と仲良くなりたければ、真正面がベストポジションとは言えません。
真正面は、たしかに相手の顔は見えやすいのですが、打ち解けた雰囲気になりにくい。
向かい合っていると、対立しているような雰囲気です。
相手に近づこうとしても、間にあるテーブルが邪魔をして近づけません。
また表情にも変化があります。
真正面から見る相手の顔は、どことなくとぼけて見えます。
運転免許証を見ると、なぜか写真写りがとぼけて見えますが、真正面から映っているからです。
人間は、真正面から見ると、変な顔です。
話しやすさといい、顔の見え方といい、真正面はあまり最適とは言えないのです。
では、最適なポジションはどこでしょうか。
座るなら、真正面より、隣です。
心理的に、隣に座る人とは、仲間意識が生まれやすくなるといわれています。
隣に座れば、いざとなれば相手に近づいたり、ボディータッチも気軽にできたりします。
斜めに顔を向けることになるため、顔がハンサムやキュートに映りやくなります。
ファッション雑誌でかっこいいモデルたちは、顔を斜めに傾けているから、かっこよく映っています。
隣に座って、顔を見てもらうほうが、魅力的に映りやすいのです。