あなたはお酒に強い体質ですか。
がぶがぶ飲んでも酔いにくい人もいれば、少量のお酒でも顔が赤くなり酔ってしまう人もいます。
食べたものを吸収するところは小腸ですが、アルコールは胃から吸収されます。
お酒を飲むとトイレが近くなるのは、胃から吸収されるためです。
飲んだ瞬間から胃で吸収が始まるため、トイレも近くなります。
飲み始めて、すぐ酔いを感じ始めるのです。
合コンでお酒を飲み始めてすぐぼうっとなっては、会話もままなりませんね。
何かいい方法はないのでしょうか。
実はあるのです。
お酒を飲むかぎり、酔うのは避けられませんが、酔いが回るのを緩やかにさせる方法ならあります。
お酒を飲む2時間前に、コップ1杯の牛乳を飲めばいいのです。
牛乳には「カゼイン」というタンパク質が含まれます。
あらかじめ牛乳を飲んでおくと、カゼインは胃の中にゼリーのような粘膜を張ります。
これがバリアーの役目を果たし、アルコールの吸収を抑える効果を発揮します。
お酒を飲んでも、バリアーがあるおかげで胃からアルコールの吸収が緩やかになり、酔いにくくなる効果があるのです。
もちろんアルコールは小腸でも吸収されるため、酔うことに変わりはありませんが、ある程度の軽減効果は期待できるのです。
ただし、牛乳を飲むタイミングに注意があります。
お酒を飲む直前やお酒を飲みながら牛乳を飲むと、大きな効果は期待できません。
牛乳を飲めばすぐバリアーができるわけではなく、しばらく時間が必要だからです。
およそ2時間は必要と考えればいいでしょう。
お酒を飲む2時間前に牛乳を飲むのがベストです。