執筆者:水口貴博

飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

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幹事の仕事とは、仕切ることではない。気遣うこと。

幹事の仕事とは、仕切ることではない。気遣うこと。 | 飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

「1次会の店は、俺が決める」

「俺の言うとおりに進行させる」

「2次会の場所は、幹事に決定権がある!」

ときどき「幹事は仕切るのが仕事だ」と思っている人がいます。

たしかに大勢をまとめる幹事としては、ある程度を仕切ることが必要になることもあります。

店の案内を出したり、場の雰囲気作りをしたりです。

しかし、仕切りたがる幹事が主催する宴会や飲み会では、参加者にとって居心地の悪いものになります。

独裁政治をする国が崩壊するように、独裁的な幹事がいると、参加者は自由が制限されています。

窮屈なのです。

全体として統制は取れているように見えます。

幹事としては自分の思いどおりに進められ、気持ちいいかもしれませんが、参加者は不満足に終わることが多いのです。

いくら統制が取れたとしても、参加者が不満足になるのはよくありません。

面白くないのです。

幹事は仕切るのが仕事ではありません。

幹事の本当の仕事とは「気配り」です。

大勢のメンバーが一斉に集まる場では、全体をまとめるだけが仕事ではありません。

いかに全体を満足させるか。

全員の状況を見ながら、全員が満足できるように気配りができてこそ、宴会は成功するのです。

全体が盛り上がり、誰一人として不満足を抱く人ができないように流れの気遣いができる人です。

「いかに全体が満足できるように、気配りができるか」です。

幹事の心得として、一番大切なことです。

飲み会・宴会で幹事が心がける心得(2)
  • 仕切る幹事ではなく、気配りのできる幹事になる。
「すべて幹事に任せます」という言葉を、うのみにしない。

飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

  1. 幹事で成功することは、出世の近道である。
  2. 幹事の仕事とは、仕切ることではない。
    気遣うこと。
  3. 「すべて幹事に任せます」という言葉を、うのみにしない。
  4. 主役がいると多くなりやすい参加費用を、低く抑える方法。
  5. 上司に穴埋めの費用をいただいた後にする、一工夫。
  6. 職場にいる幹事経験者に、助言をもらう。
    可能なら、サブとして幹事になってもらう。
  7. 幹事が店を選ぶなら、評判のいい店より、行き慣れた店がいい。
  8. お酒を飲むと急変する人の情報を、事前にチェックしておく。
  9. いきなり乾杯をするのはご法度。
    乾杯の前にしなければいけないこととは。
  10. あらかじめ、2次会や3次会の候補を考えておく。
  11. 幹事は、やる気があれば、誰でもできる。
    そう思ったある人物との出会い。
  12. 2次会の参加率は、1次会の場所が、大きく影響する。
  13. 宴会の目的がストレス発散なら、あらかじめ個室で行うほうがいい。
  14. 幹事をするなら、お酒は控えめに。
  15. まとめ役の幹事は、盛り上げ役を買って出ることもある。
  16. お酒でもカラオケでも、嫌がる相手に強要する人は、みんなからも嫌われる。
  17. 日程は、心理状態の波を読んで決めると、盛り上がりやすくなる。
  18. 事前に集金をしておけば、幹事もメンバーも集中しやすくなる。
  19. こっそり上司の誕生日に、宴会を合わせる。
  20. 宴会の席順を交流会らしくするアイデア。
  21. 飲み会で、単純かつ盛り上がる定番のイベントとは。
  22. 幹事は上座に座ればいいとは限らない。
    幹事が座るべき、意外なベストポジションとは。
  23. 幹事は、胸ポケットにメモ用紙とボールペンをしのばせる。
  24. 幹事を楽しむ気持ちがあれば、企画も準備も、面白くなる。
  25. 会社から出るお金に対しては、コストに対する意識が低くなりやすい。
  26. 宴会の会計は、必ずクレジットカードが鉄則。
  27. 次の日も仕事があるなら、宴会に制限時間を設けるのは常識。
  28. 予約をするとき、断られることを承知で、わがままを言ってみる。
  29. 騒ぎすぎたとき、店員に謝る。
    迷惑をかけなくても、店の人に話しかける。
  30. 宴会における最大の事故は、最も油断しがちな帰り際に起こりやすい。

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