宴会でよく見かけるのは、強要する人です。
参加者の中には、お酒が飲めない人がやってくることもあります。
ここでよく見かけるシーンがあります。
「アルコールはダメなんです」と断っているにもかかわらず「少しくらいは大丈夫でしょ」と言って強要する人です。
悪気があって強要しているわけではありません。
1人でもテンションの低い人がいると不自然なので、一緒に飲もうと誘っているのです。
しかし、実際はどうでしょうか。
嫌がる相手に強引に押し付けようとするのは、いじめているようです。
強引な態度は、脅しているように見えます。
必ず場の空気が悪くなります。
どんな事情があろうと、嫌がる相手に強要するのはよくありません。
本当に飲めない体質の人もいるのです。
体質的に受け付けない人に、無理やり強要しても、気分を害するだけです。
なにより、飲めないと言っている人に「飲め。飲め」と強要すると、必ず相手から嫌われます。
仲良くなる場で嫌われては、本末転倒です。
カラオケの場面でも同じです。
カラオケでも、強要する人がいるのです。
たいていの場合、お酒を強要する人は、引き続きカラオケでも強要します。
「私は歌えません。歌いたくない」と言う人に「歌いなさい。歌えと言っているだろう!」と、無理やり歌わせようとするのです。
嫌がる相手に、無理に歌わせようとするのは、大変見苦しいものがあります。
そういう人になっていませんか。
悪気がないのはわかるのですが、やはり場の空気が乱れるのです。
盛り上げるのはいいですが、強要になってはいけません。