「引っ越しを手伝って。してくれたら、ご褒美をあげる」
ある女友達から言われた一言です。
女友達が引っ越しの手伝いをしてほしいというので、手伝うことになりました。
私はつい、いやらしいことを考えてしまいました。
漫画やドラマの見すぎが原因かもしれません。
しかし、実際に出てきたご褒美は、焼きめしでした。
嬉しいやら悲しい気持ちになったことを覚えています。
ダメだとも言えません。
まんまと私は、その女性に乗せられていたのかもしれません。
男性に何かをお願いした見返りは「ご褒美」という表現でぼかします。
何かをもらえるけれど、はっきりわかりません。
鉛筆1本かもしれないし、ジュースを1本おごるだけかもしれません。
男性の想像に任せるのがいいのです。
男性は、なぜか力が出てきます。
悲しいかな、男性は「ご褒美」という言葉に弱い生き物です。
女性から「ご褒美」と言われると、いやらしいことを考えてしまうからです。
ぼかすと、自然といやらしいほうへ想像を膨らませる生き物です。
性的な興奮が出るため、男性はたちまちやる気を出します。
男性からすると「ご褒美」という言葉ほど、興奮する言葉はありません。
もちろんお願いをした仕事をしてくれたら、お礼をしますが、本当に鉛筆1本やジュース1本でいいのです。
がっかりしますが、いやらしいことを想像していたとは言えないのです。