執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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プレゼンの資料は、1から作らない。

プレゼンの資料は、1から作らない。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

プレゼンの初心者は、発表で使う資料を1から作ってはいけません。

上司や先輩にお願いして、以前に使ったプレゼンの資料をもらいましょう。

もちろん内容を丸写しするわけではありません。

それは著作権違反であり、社内・社外で問題になります。

資料をテンプレートにして、内容を作成するのです。

中身は削除して、全体的な流れだけは残します。

ヘッダーやフッター、図やグラフなど、全体的な構成を参考にしながら、テンプレートにします。

基本がわかっていない初心者でも、テンプレートがあれば、それなりに構成が整った資料を作ることができるはずです。

何もわからない時期は、手本の吸収から始めることです。

誰かの成果物を流用するのは、ずるいような気がしますが、ずるくありません。

特に基本がまだ身についていない初心者の場合、手本を参考にするのは正しい手段です。

もし初心者が、資料を1からすべて作成すると、とんでもない結果になるでしょう。

基本がわかっていない人が、最初からきれいな資料を作成できるはずがありません。

1から作成するのは、大変な労力と知識を要します。

1から作ってきれいに仕上げられるのは、ベテランだけです。

基本がしっかり身についているからこそ、白紙の状態から書き出せるのです。

見やすいプレゼン資料の作り方(1)
  • 先輩が作成済みのプレゼン資料を、テンプレートにする。
目次から作れば、スムーズに作成が進む。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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