執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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文字のサイズは、全体的に大きくする。

文字のサイズは、全体的に大きくする。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

プレゼンでは、普段会社で作成する資料とは違い、文字の大きさを少し大きめにしましょう。

一部だけでなく、資料全体を通して大きめに設定するのがポイントです。

大きい文字は、幼稚なイメージを抱きがちです。

しかし、プレゼンでは、文字は大きめにするのが一般的です。

大きな文字にはパワーがあり、印象に残りやすくなるからです。

私たちが車を運転するときも、大きな文字で書かれた標識のほうが目につきやすく、読みやすくなりますね。

読むときにも疲れにくくなります。

なにより文字が大きいだけで「重要」という印象を直感的に表現できます。

大きな文字で書かれていることは、重要だと判断する意識があります。

資料全体の文字を大きくすることで、資料全体に重要なことが書かれている印象を与えることができるのです。

人間の目には「錯覚」があります。

大きな文字は、重要な情報であるように錯覚しやすくなります。

資料全体の文字が大きいと、資料全体に重要なことが書かれているように錯覚させることができるようになるのです。

1ページに書ける文章量は少なくなりますが、重要部分だけ書くようにすればいいのです。

資料全体の質を上げられるようになります。

見やすいプレゼン資料の作り方(24)
  • 全体的に、文字は大きめにする。
スライドを作りすぎるな。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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