基本的には、どれから食べてもいいのですが、できるだけ心がけたいマナーがあります。
「手前のものから手をつける」というマナーです。
日本料理では、食事の彩りや香りも味のうちとされています。
特に刺し身を使った「造り」は、丁寧で繊細にできています。
見ているだけでうっとりしますね。
一般的には、盆の奥には美しく盛られた繊細な料理が配置されるはずです。
美しく盛り付けられている料理から先に手をつけてしまうと、美しさが崩れやすくなります。
まず手前にある料理からいただくようにしましょう。
美しく盛られた料理を少しでも長く楽しむための、ささいな心がけです。