執筆者:水口貴博

箸の使い方の30のマナー

14

箸を持ったまま、おかわりをしない。おかわりをしたご飯を、すぐ食べない。

箸を持ったまま、おかわりをしない。おかわりをしたご飯を、すぐ食べない。 | 箸の使い方の30のマナー

箸を持ったままおかわりをするのは、タブーとされています。

和食は、ゆっくりじっくり味わうものです。

箸を持ちながらおかわりするのは、慌てていて落ち着きがない様子にうかがえます。

和やかな場の雰囲気を壊してしまうのです。

全体を通して、慌てず騒がず、落ち着いた行動を心がけましょう。

上品なおかわりの手順は、次のとおりです。

  1. 箸を、箸置きに置く

おかわりをするときは、箸を箸置きに置きます。

  1. 茶碗ちゃわんを両手で添えてお願いする

片手で茶碗を差し出さず、茶碗を両手で添えてお願いします。

おかわりを受け取るときにも、両手で受け取るようにしましょう。

  1. 待っている間は、何もしない

おかわりを待っている最中、暇だからと言って、お新香しんこなどをつまむのはよくありません。

「早くしてよ」とせかしている様子に見えます。

そういうつもりがなくても、そういう誤解を生みかねないのです。

待っている間は、同席者との会話を楽しむようにしましょう。

  1. 受け取った茶碗は、一度盆に置く

おかわりで受け取った茶碗に、すぐ箸をつけるのはよくありません。

早く食べたい気持ちはあるでしょうが、一度盆の上に置いてから食べ始めるのがマナーです。

箸の使い方のマナー(14)
  • おかわりをするときは、箸を一度置いてからにする。
箸を振り回さない。

箸の使い方の30のマナー

  1. 箸で人を指さない。
  2. 何を食べようかと、箸を皿の上で迷わせないこと。
  3. 箸で器を引き寄せないこと。
  4. 器の上に、箸を置かない。
  5. 箸で器を叩かない。
  6. 箸から箸へ、食べ物を渡してはいけない。
  7. 食べ物を、箸で突き刺さない。
  8. 一度箸で取ったものを、食べずに器に戻さない。
  9. 食べ物の汁を落としながら食べない。
  10. 吸い物の中身を、箸でかき回さない。
  11. 箸を使って器の中身を探らない。
  12. 吸い物の中で、箸を洗ってはいけない。
  13. 箸先をかじらない。
  14. 箸を持ったまま、おかわりをしない。
    おかわりをしたご飯を、すぐ食べない。
  15. 箸を振り回さない。
  16. ご飯に、箸を突き刺さない。
  17. 箸を使って、口の中いっぱいに食事を押し込まない。
  18. 箸を握らない。
  19. 拝むように、両手で箸を挟まない。
  20. 箸先を、なめない。
  21. 器に口をつけたまま、料理を箸でかき込まない。
  22. 大皿の料理を、自分の箸で取らない。
  23. 箸を、つまようじの代わりにしない。
  24. 2人一緒に、同じ器の料理を挟まない。
  25. 素材の異なる箸を、使ってはいけない。
  26. 箸を持ったまま、他の器を持たない。
  27. 箸を、スプーンのようには使わない。
  28. 割り箸の木くずを取るために、箸をこすり合わせない。
  29. 口や器を使って、箸の先を揃えない。
  30. 箸を、ナイフとフォークのようには使わない。

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