器に口をつけたまま、箸を使ってかき込むように料理を食べていませんか。
勢いよく食べる人もいますね。
しかし、逆にそうしたずるずるいう音が不愉快だと感じる人がいるのも事実です。
相手に不快を与える可能性がありますから、静かに食べるように心がけるのが無難です。
和食は、不要な音を立てないようにします。
静かに落ち着いて食べることが大切です。
もちろん家庭内での食事の場合なら許容されますが、あらたまった場では控えます。
たとえば、お客さまや目上の方と同席する会席の場では厳禁です。
では、音を立てないように食べるにはどうするか。
食べるとき、器に口をつけたまま、料理を箸で口に流し込むことがよくありません。
食べる際は、箸でつかんで口に運ぶ。
これがあらゆる和食における、基本動作です。