執筆者:水口貴博

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

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おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。

おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。 | 給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

「おごりあげますよ」

「いえいえ、そんな悪いですよ」

「そうおっしゃらずに、ここは私が持ちますから」

レストランのレジの前で、おごる・おごられるという話でめている人たちを見かけることがあります。

おごってもらうことに抵抗感を持つ人が多いようです。

この光景は、そばで見ていると面白いのです。

「おごります」と言った後「それはダメです」というやりとりは、漫才をしているかのようです。

レジの前で漫才をするのはよくありません。

おごってあげようとする人の気持ちになってみましょう。

「プライドがある」

「同席者に喜んでもらいたい」

「相手ともっと仲のいい関係を続けたい」

そういう気遣いや思いやりの気持ちがあって、おごろうとしています。

「気遣われるのは嫌」と感じる人もいるでしょうが、相手の気遣いを無視するのも心苦しく感じます。

頑固になって断り続けるのは、逆に失礼です。

立場の違いもありますが、おごりたい強い気持ちがうかがえるなら、素直に「ありがとうございます」というのがスマートです。

喜んでもらえることに「おごってあげてよかったな」と相手も喜びを感じるのです。

給仕や料理人に喜ばれるテーブルマナー(26)
  • 頑固になって断り続けるのは、やめる。
レストランのフルコースで、中座するときのベストタイミング。

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

  1. レストランの当日予約は、できるだけ控えること。
  2. 刺そうにも刺せず、すくうにもすくえない。
    グリーンピースの上手な食べ方。
  3. 読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。
  4. 食事の場で、化粧直しをしてはいけない。
  5. フォーマルなレストランに、塩やコショウが置いていない理由。
  6. フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。
  7. やむなく先に食べなければいけない状況で、しなければいけないこと。
  8. 客層は、レストランの本質を映し出す鏡だ。
  9. どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。
  10. 給仕やソムリエの質は、料理以上に引かれる魅力になる。
  11. 髪の毛を触りながら食事をする人の、本当の問題点。
  12. パスタは本来、フォークのみで食べるもの。
  13. サラダの上手な食べ方。
  14. テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。
  15. 困ったときは、自分で判断したり行動したりしない。
  16. 緊張するところではない。
    ただ慣れていないだけ。
  17. レストランは、品性を磨くための学校だ。
  18. メニューを見て、3分以上迷わない。
    一瞬の判断は、運命の出会いと同じだ。
  19. フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
  20. 失敗は、表情で決まる。
  21. テーブルマナーは、手品と同じだ。
  22. 一皿ずつ出てくるコース料理に込められた、3つの深い意味。
  23. 美しいマナーによって、相手を魅了させる。
    口説きと同じだ。
  24. ワインは、グラスの持ち方を変えるだけで、味が変わる。
  25. ソムリエは「おすすめはありますか」という一言で、やる気を出し始める。
  26. おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。
  27. レストランのフルコースで、中座するときのベストタイミング。
  28. ワインの予算を、声に出さずに伝える方法。
  29. テーブルマナーを身につけるのは、ブランド品を身につけるのと同じ。
  30. テーブルマナーとは、命を捧げてくれる動植物に対する、最低限のマナー。

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