執筆者:水口貴博

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

14

テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。

テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。 | 給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

フォーマルなレストランでは、店内に時計がありません。

あるとしても、お客には見えない場所に置かれていることでしょう。

なぜかというと、お客たちに時を忘れて食事や会話を楽しんでもらいたいからです。

フォーマルなレストランで食事をするのは、夢を見るのと同じです。

おいしい料理とワインに酔いながら、大切な人との会話は、楽しいひとときになるでしょう。

そういう時間や雰囲気を演出するために、わざと時計を隠しているのです。

時計が見えない、見せないのも、サービスの1つです。

あなたにも、1つ心がけてもらいたい提案があります。

食事中、できるだけ腕時計は外しておきましょう。

決まりとしてあるマナーではありませんが、そうしたほうがスマートです。

時計を外すことで、時を忘れて食事をしやすくなるからです。

せっかく店内に時計がなくても、自分の手元に時計があると、意味がありませんね。

腕時計を外す不便があっても、より料理の味に集中できるようになります。

時を忘れることで、友人との会話は夢中になることでしょう。

時計を外したほうが、濃い時間を実現できる。

小さな心がけで、大きな違いを生むのです。

給仕や料理人に喜ばれるテーブルマナー(14)
  • 食事のときは、腕時計を外す。
困ったときは、自分で判断したり行動したりしない。

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

  1. レストランの当日予約は、できるだけ控えること。
  2. 刺そうにも刺せず、すくうにもすくえない。
    グリーンピースの上手な食べ方。
  3. 読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。
  4. 食事の場で、化粧直しをしてはいけない。
  5. フォーマルなレストランに、塩やコショウが置いていない理由。
  6. フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。
  7. やむなく先に食べなければいけない状況で、しなければいけないこと。
  8. 客層は、レストランの本質を映し出す鏡だ。
  9. どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。
  10. 給仕やソムリエの質は、料理以上に引かれる魅力になる。
  11. 髪の毛を触りながら食事をする人の、本当の問題点。
  12. パスタは本来、フォークのみで食べるもの。
  13. サラダの上手な食べ方。
  14. テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。
  15. 困ったときは、自分で判断したり行動したりしない。
  16. 緊張するところではない。
    ただ慣れていないだけ。
  17. レストランは、品性を磨くための学校だ。
  18. メニューを見て、3分以上迷わない。
    一瞬の判断は、運命の出会いと同じだ。
  19. フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
  20. 失敗は、表情で決まる。
  21. テーブルマナーは、手品と同じだ。
  22. 一皿ずつ出てくるコース料理に込められた、3つの深い意味。
  23. 美しいマナーによって、相手を魅了させる。
    口説きと同じだ。
  24. ワインは、グラスの持ち方を変えるだけで、味が変わる。
  25. ソムリエは「おすすめはありますか」という一言で、やる気を出し始める。
  26. おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。
  27. レストランのフルコースで、中座するときのベストタイミング。
  28. ワインの予算を、声に出さずに伝える方法。
  29. テーブルマナーを身につけるのは、ブランド品を身につけるのと同じ。
  30. テーブルマナーとは、命を捧げてくれる動植物に対する、最低限のマナー。

同じカテゴリーの作品

1:46

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION