飛行機内では、さまざまなサービスが無料で提供されています。
食事は、食べ放題。
飲み物は、飲み放題。
映画は、鑑賞し放題。
音楽は、聴き放題です。
少しでも快適なフライトになるよう、飛行機内ではさまざまな無料サービスが揃っています。
無料というのは、嬉しい響きですね。
しかし、こうした無料サービスが、時には害を与えることもあります。
航空券が高いのだから、飛行機内で少しでも元を取ってやろうと思い、やみくもに無料サービスを受けようとする人がいます。
機内食を無理におかわりしたり、少しでもたくさん飲み物を飲んだり、映画をずっと見たりするのです。
食べすぎると、おなかがいっぱいで動きにくくなります。
飲みすぎるとトイレが近くなり、睡眠に悪影響が出ます。
お酒を飲みすぎると、ふらふらに酔ってしまいます。
映画も1本2時間ですから、飛行機内で見続けると、目が乾燥して痛くなるでしょう。
飛行機内のサービスがいくら無料とはいえ、あまりにサービスを受けすぎると、飛行機を降りてからが大変です。
サービスを受けすぎて疲れてしまい、飛行機を降りた後、休憩が必要になるのです。
少しでも元を取ってやろうと思ってむきになると、体調を崩します。
「無料」という誘惑に惑わされないことです。
食事も飲み物も映画もいいのですが、過度になりすぎないように注意が必要です。
「おなかがすいていない」「自分は疲れやすい」と思ったら、無理をしないこと。
体調によっては、無料で提供される機内食を、あえて食べない勇気も必要なのです。