空港で搭乗手続きの際、ロストバゲージを防ぐために、スーツケースにネームタグをつける人は多いものです。
国内旅行ならまだしも、海外旅行では重要な役割を果たします。
荷物運搬係の人にとって、ネームタグは役立ちます。
万が一紛失をしたとしても、ネームタグに書かれている情報を元に持ち主を割り出して、見つけ出しやすくなるからです。
ロストバゲージを防ぐネームタグ。
しかし、時と場合によって、逆にロストバゲージを招く原因になることがあるのです。
「古いネームタグをつけたままにしているとき」です。
旅行が終わった後、ずっと古いネームタグをつけたままにしている人がいます。
その気持ちはわかります。
古いネームタグをつけていると、少しでも長く余韻に浸れます。
いつの日か再び旅行でスーツケースを取り出したとき、前回の旅行のことを思い出すきっかけにもなります。
ネームタグを外すと、なんとなく悲しい気持ちになります。
写真をいつまでも残したいように、旅行で使ったネームタグも同様、いつまでも残したいと思うのです。
しかし、古いネームタグをつけたままにしていると、トラブルを起こしやすくなる事実もあります。
旅の思い出とはいえ、やはりトラブルの元になるようなものは、思い切って外すべきです。
空港で搭乗手続きをする際には、必ず古いネームタグを外すようにしましょう。
常にネームタグは、最新のものにしましょう。