飛行機内では食事のほか、飲み物のサービスもあります。
水やソフトドリンクのほか、お酒やワインなども選べます。
「せっかくの海外旅行だから、少し飲もうか」
海外旅行の開放感から、ついお酒を飲みたくなることもあるでしょう。
もちろん飲むのはいいのですが「飲む量」には要注意です。
飛行機内での飲酒は、地上よりはるかに酔いやすいためです。
飛行機は空高く飛んでいるので、地上よりはるかに気圧の低いところを飛んでいます。
飛行機内は、地上の8割程度に気圧調節されています。
ちょうど富士山の5合目あたりの気圧と同じです。
地上より気圧が低い状態のため、アルコールの分解速度が遅くなり、代謝されにくくなります。
その結果、いつも以上に酔いやすくなり、酔いも覚めにくくなるのです。
状況にもよりますが、地上より3倍ほど酔いやすいと言われます。
自分はお酒に強いからとはいえ、大量に飲んでいると、思わぬ体調不良に見舞われます。
現地に着いてから体がだるくなり、苦労をするでしょう。