「へえ」という言葉は、知らなかったことを聞いたときに使う驚きの言葉です。
しかし、これは驚きの言葉と同時に、褒め言葉でもあるのです。
「へえ」の後には、実はある言葉が省略されています。
「へえ。知りませんでした。よく知っていますね。物知りですね。いい話です。勉強になります」という意味が続いているのです。
それを一言で「へえ」の一言に凝縮しているだけです。
「へえ」とは、実は褒め言葉だったのです。
特におじさんに「へえ」という言葉をかけてあげると大変喜びます。
「へえ」ということで、おじさんの自尊心を満足させることができ、つまずくことなく話を進めていけます。
私はいつも話を聞くときには「へえ」を口癖にしています。
知っても知らなくても「へえ」と言ってしまいます。
私にとって「へえ」は、驚きの言葉として使うより、褒め言葉として使っています。
「よくご存じですね。さすがですね」を直接言わずに「へえ」と言うことで、間接的に褒めているのです。
今まで「へえ」を使って、人間関係を壊したことはありません。
むしろ「へえ」のおかげで人間関係がスムーズにいくようになったのです。
「へえ」を使うと、人間関係がうまくいくようになるのです。