ガラスのコップには、1つ欠点があります。
ひびが入ったり、壊れたりすると、元には戻せないことです。
無理に使い続けると、指を切って、けがの原因にもなります。
少しでも壊れると、元に戻せないため、捨てるしかないのです。
その点、雪は違います。
雪で大きな像を造ったとします。
ひびが入っても、雪を詰めれば、元どおりです。
一部が壊れても、雪を接着剤の代わりにすれば、修理できます。
人間関係も、雪の像のようなものです。
ひびが入ったり壊れたりしたとき「もう直せない」と諦めるのは、まだ早いです。
修理できます。
しかも、完全に元どおりにできます。
「ごめんなさい」という言葉は、接着剤です。
ひびが消えてなくなり、壊れた部分も、元どおりです。
完全に元どおりになるだけではありません。
壊れる前より、いっそう強力になります。
壊れることを恐れることなく、勇気を持って人間関係に当たっていきましょう。