執筆者:水口貴博

女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

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テーブルの上に1セントだけ置いて帰る客。その心とは。

テーブルの上に1セントだけ置いて帰る客。その心とは。 | 女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

アメリカ留学中、不思議な光景を目にしたことがあります。

レストランで食事をしているとき、テーブルに1セントだけ置いて帰るアメリカ男性客です。

最初は「なんだろう」と不思議に思っていました。

何もチップを置いていかなければ「うっかり忘れたのだろう」と思います。

ですが、1セントを置いているということは忘れているわけでもなさそうです。

しかし、不自然に少ないチップです。

チップというにはほど遠い、微々たるものです。

初めはその意味がわかりませんでした。

しばらく経って海外旅行についてのガイドブックを見ているうちに、それに関するであろう記事を見つけました。

「レストランのサービスが気に入らなければ、1セントだけ置いて帰る風習がある」とあったのです。

「なるほど。あの光景は、そういう意味だったのか!」

実は1セントのチップというのは「サービスに不満があります」という意思表示だったのです。

欧米人らしい、粋な表現方法です。

「よし。じゃあ自分も不満があったらそうしよう」

それは、ちょっと待ってください。

ガイドブックに書かれているからとはいえ、そのままうのみにするのはあまりよくありません。

海外旅行者が、むやみに現地の人の真似をすると「偉そうに」と反感を抱かれる場合があります。

場合によっては、不要なトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。

とりわけ、女性による一人旅ならなおさらです。

「安全をお金で買う」という意味でも、少々サービスに不満があっても普通どおりのチップを置くほうがいいでしょう。

不要なトラブルに巻き込まれないコツです。

女性の海外一人旅で心がけたい鉄則(13)
  • サービスに不満があっても、相場どおりのチップを置いて帰る。
親切すぎるホテルのメイドサービスを、ありがた迷惑に感じるときの対処法。

女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

  1. 海外へ一人旅をする女性は、多い。
  2. 女性1人の海外旅行は「おしゃれ」より「安全」を最重視すべし。
  3. 安全意識を変えるのは「自分は大丈夫」という考えをやめることから。
  4. 治安がよいという情報をうのみにしない。
    女性1人の海外旅行に、治安の善しあしは関係ない。
  5. パッケージツアーで行く一人旅なら、親を説得しやすい。
  6. 海外でも使える携帯電話は、女性の一人旅には必須アイテム。
  7. プロの泥棒は「親切にされると断りにくい」という人間心理を、突いてくる。
  8. どんなに方向音痴の女性でも、GPS機能が付いた携帯電話があれば怖くない。
  9. 手持ちや肩掛けのバッグ類は、持たない。
  10. 無表情は、防犯対策に意外な効果を発揮する。
  11. 高揚する気持ちはあっても、露出はできるだけ控える。
  12. 肩より下まで髪が伸びているなら、ゴムで束ねたほうがいい3つの理由。
  13. テーブルの上に1セントだけ置いて帰る客。
    その心とは。
  14. 親切すぎるホテルのメイドサービスを、ありがた迷惑に感じるときの対処法。
  15. 泥棒は、ホテルの宿泊客のふりをして、部屋に入ろうとする。
  16. 海外で見た、最もひどい女性のケース。
  17. 母国でモテない人ほど、海外ではモテる?
  18. 左手の薬指の指輪は、強力なお守り効果がある。
  19. 女性が簡易宿泊施設を利用するときは「女性専用」を選ぶこと。
  20. 女性1人で気軽にタクシーを使うのは、危険。
  21. 女性1人なら、ホテルのマネージャーを味方につけよ。
  22. 通貨の両替を母国内で済ませておくほうが、安心と安全が得られやすい。
  23. せっかくの海外旅行を、生理のせいで台無しにしない工夫。
  24. どんなに疲れても、貴重品が入った手荷物だけは、体から離さないこと。
  25. 褒めまくる人の目的は2つ。
    あなたの「体」か「お金」。
  26. 妻1人の海外旅行は、夫や子どもがいるときにこそ、したほうがいい。
  27. アラーム付き腕時計で、遅刻を防ぐ。
  28. 1人での海外旅行は、行動力の重要性に気づく修行である。
  29. 世界中どこでも使える、丁寧な断り言葉。
  30. 海外で襲われそうになったときに役立つ、2つの切り札。

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