執筆者:水口貴博

女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

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女性が簡易宿泊施設を利用するときは「女性専用」を選ぶこと。

女性が簡易宿泊施設を利用するときは「女性専用」を選ぶこと。 | 女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

予算の都合で、ホテル代を削りたい場合があります。

本来は、ホテルの印象で旅の印象も決まるものです。

しかし、人によっては「とにかく安く済ませたい」「寝られればいい」という希望の人もいます。

そこでガイドブックを見ていると、格安の簡易宿泊施設が目にとまります。

私も、何度か格安の簡易宿泊施設に泊まった経験があります。

簡易宿泊施設とはいえ、値段によって、質もさまざまです。

当然ですが、ホテルのような立派な部屋ではありません。

本当に安いところになると、部屋は汚くて狭く、防犯面も頼りないものがあります。

これまでの海外旅行で、私が最も安く泊まったのは台湾旅行へ行ったときの「一泊500円」のところでした。

ガイドブックに載っている最も安いホテルの1つでした。

「どんなところなんだ」と、興味がそそられたのです。

そこまで予算がないわけではありませんでしたが、あまりの安さのため、かえって強い興味を引かれました。

珍しい経験ができれば、HAPPY LIFESTYLEのネタにもなるかなと思いました。

私は、少し変わった人間なのです。

行ってみると、覚悟していたとおりの汚さと狭さでした。

部屋は、たった2畳分の広さ。

あるのは、木でできたベッドと小さな机1つのみ。

部屋の壁は薄い木の板1枚。

鍵は、いつでも誰でも簡単に壊せるような、簡易的なものでした。

テレビ、冷蔵庫、電話、クローゼット、アメニティーなど、そうしたものは一切ありません。

当然、トイレは共同です。

最も驚いたのは、シャワーでした。

なんと、台所でするのです。

台所の蛇口にホースが取り付けられていて、そこからシャワーが出るようになっていました。

ここまでひどいと、かえって感動しました。

「こんな宿泊施設が世の中にはあるのだな」と、逆に強烈な非常識を体験したのです。

これは、私が男性だからできたことです。

もちろん女性には勧められません。

むしろ「行くな」と反対します。

しかし、安さを第一に考え、勇猛果敢な女性なら、そうした格安の宿泊施設を利用しようと考える場合もあることでしょう。

そのとき、1つ助言があります。

必ず「女性専用」の宿泊施設を選ぶことです。

女性専用が必ずしも安全とは限りませんが、男女兼用の宿泊施設よりは、夜中に襲われたりなど防犯面の不安が小さくなるはずです。

予算を下げつつ、ある程度の防犯面を維持することができるでしょう。

女性の海外一人旅で心がけたい鉄則(19)
  • 女性が格安の簡易宿泊施設を利用するなら「女性専用」を選ぶ。
女性1人で気軽にタクシーを使うのは、危険。

女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

  1. 海外へ一人旅をする女性は、多い。
  2. 女性1人の海外旅行は「おしゃれ」より「安全」を最重視すべし。
  3. 安全意識を変えるのは「自分は大丈夫」という考えをやめることから。
  4. 治安がよいという情報をうのみにしない。
    女性1人の海外旅行に、治安の善しあしは関係ない。
  5. パッケージツアーで行く一人旅なら、親を説得しやすい。
  6. 海外でも使える携帯電話は、女性の一人旅には必須アイテム。
  7. プロの泥棒は「親切にされると断りにくい」という人間心理を、突いてくる。
  8. どんなに方向音痴の女性でも、GPS機能が付いた携帯電話があれば怖くない。
  9. 手持ちや肩掛けのバッグ類は、持たない。
  10. 無表情は、防犯対策に意外な効果を発揮する。
  11. 高揚する気持ちはあっても、露出はできるだけ控える。
  12. 肩より下まで髪が伸びているなら、ゴムで束ねたほうがいい3つの理由。
  13. テーブルの上に1セントだけ置いて帰る客。
    その心とは。
  14. 親切すぎるホテルのメイドサービスを、ありがた迷惑に感じるときの対処法。
  15. 泥棒は、ホテルの宿泊客のふりをして、部屋に入ろうとする。
  16. 海外で見た、最もひどい女性のケース。
  17. 母国でモテない人ほど、海外ではモテる?
  18. 左手の薬指の指輪は、強力なお守り効果がある。
  19. 女性が簡易宿泊施設を利用するときは「女性専用」を選ぶこと。
  20. 女性1人で気軽にタクシーを使うのは、危険。
  21. 女性1人なら、ホテルのマネージャーを味方につけよ。
  22. 通貨の両替を母国内で済ませておくほうが、安心と安全が得られやすい。
  23. せっかくの海外旅行を、生理のせいで台無しにしない工夫。
  24. どんなに疲れても、貴重品が入った手荷物だけは、体から離さないこと。
  25. 褒めまくる人の目的は2つ。
    あなたの「体」か「お金」。
  26. 妻1人の海外旅行は、夫や子どもがいるときにこそ、したほうがいい。
  27. アラーム付き腕時計で、遅刻を防ぐ。
  28. 1人での海外旅行は、行動力の重要性に気づく修行である。
  29. 世界中どこでも使える、丁寧な断り言葉。
  30. 海外で襲われそうになったときに役立つ、2つの切り札。

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