お父さん、お母さんに朗報です。
子どもを自立させる魔法の言葉があります。
「簡単」という一言です。
この一言で、子どもはぐんぐん自立します。
簡単という言葉は、子どもたちの心の不安を取り除く魔法の言葉です。
子どもが何か新しいことを始めたいときには、親に相談します。
「宇宙飛行士になるって難しいの?」と聞いてきたときには、親は「簡単だよ」と答えてしまいましょう。
宇宙飛行士になるのは、本当は難しいです。
しかし、難しくても「簡単」と答えていいのです。
もし「難しいぞ。大変だぞ」なんて答えてしまった日には、子どもは尻込みしてしまいます。
尻込みして行動しなくなります。
とにかく行動させるように育てるのが、親の仕事です。
私はコンピューター関係の仕事をしているために、友人から「パソコンは難しいか」と聞かれます。
そんなときには、私は必ず「簡単だよ」と答えることにしています。
実際に難しかろうが、実はそんなことはどうでもいいのです。
「簡単だよ」と答えることで、相手は「じゃあ、私もやってみようかな」と、やる気になってくれます。
大切なことは、とにかく行動してもらうことです。
行動しないことには、何も始まりません。
自立させる親は、子どもが行動しやすくなるように、アドバイスや励ましをする親のことです。
往々にして、マイナス思考の親は「あれも難しい、これも難しい、全部難しい、そんなに世間は甘くない」と、子どもを脅します。
どんなに子どもを脅したところで、子どもには不快感が残るだけです。
何もよい影響なんてありません。
怯えて、余計に行動しなくなってしまうだけです。
子どもは苦しい経験をしながら、大切な人生の勉強を学びます。
そのためには、行動しかないのです。
子どもに行動を促す言葉「簡単」という一言なのです。
「簡単」の一言で、子どもたちはやる気になり、どんどん行動していくのです。