執筆者:水口貴博

離婚の危機を回避する30の方法

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結婚後、変わり始めているのは、相手ではなく自分かもしれない。

結婚後、変わり始めているのは、相手ではなく自分かもしれない。 | 離婚の危機を回避する30の方法

お互いが思い合って結ばれた結婚。

結婚後もすべてがうまくいくはず。

そう思っていたはずが、いつの間にか思わぬ方向へ脱線することがあります。

それは結婚して、しばらく経ってからです。

夢を壊すようですが、結婚後、何の困難もなくうまくいくという夫婦はほとんどありません。

1つ屋根の下で一緒に暮らしていると、パートナーの癖が気になり始めてしまいます。

寝息が荒い。

頭をかく癖が気になる。

指を鳴らす癖がある。

そのほか、態度・しぐさ・言葉遣い・癖など、1つや2つ目につくこともあるでしょう。

別に人間ですから、癖の1つや2つは不思議ではありません。

しかし、不思議なことはこれからです。

1つを見つけると、なぜか2つ目が見つかります。

2つ目が見つかると、3つ目も見つけてしまう。

4つ、5つと増えて、次々と気になるところが出てき始めます。

相手が急変したかのように思えることでしょう。

パートナーに「変わった」と言っても「別に今までと変わっていないよ」と言います。

変わり始めているのは、相手ではありません。

実は自分です。

結婚をして慣れてしまい、相手を大切に思う気持ちや思いやりが小さくなりつつあります。

恋は盲目と言いますが、相手が好きで夢中になっているときには、少々のことが気にならなくなります。

しかし、結婚をして燃えるような熱い気持ちが一段落してからが問題です。

落ち着いてくると、今まで気にならなかったことが気になり始めます。

粗探しが始まると、悪いところしか見えなくなります。

1つ見つかると、次々と見つかってしまいます。

批判するのは相手ではなく、むしろ自分です。

相手を批判するのではなく、いま一度、自分の変化をチェックしてみましょう。

相手が変わったというより、実は自分が変わっているのではないでしょうか。

だんだん相手を思いやる気持ちが薄れていき、自分の好みやセンスを相手に押し付けようとしている可能性があります。

自分の思いどおりになる気持ちが強くなっています。

明らかに暴力を振るい始めたり、言葉遣いが乱暴になったりする場合は、相手に改善を求める必要があります。

ですが、ささいな癖くらいなら許容範囲です。

夫婦なら、相手の多少の癖くらいは、大きな器で受け入れるようにしましょう。

「憎たらしい癖」と思うのではなく「かわいいしぐさ」と思えばいい。

「我慢、我慢、我慢」と絶え続けるのは、今後の生活において気が重くなります。

多少の癖は相手の特徴だと思い、かわいいと感じるくらいでいい。

相手の気になる癖ともうまく付き合いながら、関係を保っていくことが重要なのです。

離婚の危機を回避する方法(1)
  • 「憎たらしい癖」と思うのではなく「かわいいしぐさ」と思うようにする。
夫だけが使うものは夫のもの。
妻だけが使うものは妻のもの。
夫婦が共用するものは夫婦のもの。

離婚の危機を回避する30の方法

  1. 結婚後、変わり始めているのは、相手ではなく自分かもしれない。
  2. 夫だけが使うものは夫のもの。
    妻だけが使うものは妻のもの。
    夫婦が共用するものは夫婦のもの。
  3. 夫婦で共用しようとする意識が薄いと、別居の原因になりかねない。
  4. 「してくれて当たり前」という基準でお礼を伝えれば、夫婦関係は必ずうまくいく。
  5. 熟年離婚の原因から、夫婦円満のポイントを探れ!
  6. 「いつもありがとう」と言い続けているうちは、絶対に悪くならない。
  7. 部屋の光と色が明るいと、夫婦仲も明るくなる。
  8. 部屋の雰囲気を劇的に変えるのは「照明・カーテン・じゅうたん」の3つがポイント。
  9. 会話で本当に注意が必要なのは、たった一言。
  10. 言葉の善しあしは「自分が言われて不快を感じるかどうか」で判断する。
  11. 口喧嘩をするから早口になるのではない。
    早口になるから口喧嘩になる。
  12. 夫婦仲を改善させようと無理に同行させた結果、逆に夫婦仲が悪くなる矛盾。
  13. 集合する時間と場所を決め、別々に行動すれば、自由になれる。
  14. ソファーが、夫婦関係を改善させるきっかけになる。
  15. マッサージは、さりげなくスキンシップを増やす方法になる。
  16. 嘘の罪は、夫婦だからこそ大きい。
    1つでも嘘が見つかると、すべてが信用できなくなる。
  17. 「夫婦」という2文字にとらわれすぎていませんか。
  18. 普段から小さな喧嘩をしている夫婦は、別れることはない。
  19. 違いはあって当然。
    違いを楽しめることが必要だ。
  20. 子どもは、反り合っている夫婦のかすがいになる。
  21. ペットを飼うと、夫婦仲がよくなる。
  22. 「離婚」という言葉は、夫婦間では禁句中の禁句。
  23. 1人になる時間があるから、一緒にいる時間が充実する。
  24. 「初心忘るべからず」には、裏の意味がある。
  25. 家族全員が初心に返ることができるシンプルな方法。
  26. 緩みすぎてから何とかしようと思っても、難しい。
  27. 緊張感のあるイベントを作ると、新婚時の気持ちがフラッシュバックされる。
  28. 心の中で、パートナーと一度離婚する。
  29. 別居によって、お互いの存在価値を再認識できる可能性がある。
  30. 「よい離婚」も、世の中にはある。

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