ソファーがあると、夫婦関係が改善しやすくなります。
なぜソファーなのか。
夫婦が一緒になってソファーに座ると、話をする位置が「正面向き」ではなく「横向き」になるからです。
心理学では、真っ正面になって語り合うのは「対立」という意味があります。
四角いテーブルに座って話をするのもいいですが、何か堅苦しさがあります。
「これから話します。受け止めてください」という家族なのに仕事のような雰囲気があり、何か身構えます。
また、真っ正面から相手を見るのは、何かにらまれているようで抵抗もあります。
なぜ運転免許証の顔の写真写りが悪いのかというと、真っ正面からの顔だからです。
どことなく間抜けな表情になります。
一方、ソファーに座ると、話をする姿勢が横向きになります。
横向きの姿勢は、心理学では「仲間」や「親しさ」を意味します。
ソファーに2人が座って、お互いが横を向きながら話をしてみましょう。
なぜか柔らかい雰囲気に包まれ、話がやんわり進みやすくなるはずです。
ソファーに座ったままでは、口喧嘩がしにくくなります。
リビングにあるソファーに夫婦2人が座って、一緒にテレビを見ているところを想像してみましょう。
いい雰囲気が出ます。
もちろん子どもがいれば、さらに家族関係がよくなるに違いありません。
意外や意外、ソファー1つが、夫婦関係を改善させるきっかけになるのです。