「夢を叶えるために、どうすればいいですか」という人がいます。
夢を叶えるためには、何でもありです。
夢は1つだけですが、夢を叶えるための「手段」は、無限にあることに気づきましょう。
宮崎駿の名作『天空の城ラピュタ』では、主人公のシータとパズーは、ラピュタの財宝を守るために、あらゆる手段を使います。
まず、一刻も早くラピュタへ行かなければなりませんが、シータたちには行くための手段がありません。
ラピュタの財宝を狙う盗賊団ドーラたちと仲間になり、協力します。
仲間が増えたことで、ラピュタに行く勇気も分けてもらいます。
敵からラピュタの財宝を守るために、最後にはラピュタを滅ぼす言葉を唱えることで、財宝を敵から守ります。
夢を叶えるために、空を飛び、仲間と協力して、銃を撃ち、手をつなぐ。
そんな夢を叶えるために、たくさんの「手段」を使い、夢に近づく姿に心を打たれます。
私たちは、できないことがあると、言い訳という手段で、逃げてしまいがちです。
できなければ、ほかの手段がないか考えればいいのです。
シータやパズーたちが、夢を叶えるために、敵と手を組むような大胆なことでも、立派な手段の1つです。
一見、考えられないようなことが、とっておきの手段であったりします。
『天空の城ラピュタ』は、そんな大人たちが忘れかけていた「諦めない強さ」を思い出させてくれる勇気あふれる映画なのです。