執筆者:水口貴博

グループディスカッションの30の対策

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多数決で結論を出すのは、最後の手段。

多数決で結論を出すのは、最後の手段。 | グループディスカッションの30の対策

結論を出すシンプルな方法があります。

多数決です。

「賛成の人は手を挙げてください。反対の人は挙げてください」

多数決とは、賛成者の多い意見によって、物事を決めることを言います。

民主的であり、素早く、はっきり結論を出せるメリットがあります。

もちろんグループディスカッションでも多数決を使用できますが、注意があります。

安易な使用は、厳禁です。

グループディスカッションは、結論を出すのが目的ではありません。

みんなで知恵を出し合って、深く追求しながら、より良い結論に導くのが目的です。

たしかに多数決を使えば、簡単に結論が出せますが、大切な議論が抜けてしまいます。

多数決を使えば、グループディスカッションを1分で終わらせることも可能になるのです。

結論を多数決で出すのは、最後の手段です。

多数決は、安易に利用するのではなく、まずよく話し合いましょう。

多数決に頼らず、話し合いを深めながら結論に導くのが、理想です。

議論に議論を重ねて、どうしても結論が出なかったとき、ようやく多数決の出番です。

多数決は、最後の手段と心得ておきましょう。

グループディスカッションの対策(28)
  • 多数決は、どうしても結論が出なかったときの最後の手段として活用する。
発表者は、1人である必要はない。

グループディスカッションの30の対策

  1. グループディスカッションの基本的な流れ。
  2. グループディスカッションに、小さなメモ帳では不十分。
  3. 個人単位より、グループ単位で評価されやすい。
  4. 役割ごとの、メリットとデメリット。
  5. 最も高い評価を得やすい立場とは。
  6. グループディスカッションを成功させるコツは、楽しむこと。
  7. わずかな雑談で、雰囲気が決まる。
  8. 1人が2つの役を担当すれば、アピールも倍になるのか。
  9. 予備知識のないテーマが出題されたときの対応。
  10. 「メンバー全員が通過するぞ」という仲間意識が大切。
  11. 議論に、勝ち負けを持ち込まない。
  12. 正論を言う人が、評価されるわけではない。
  13. メモは、書記だけの担当ではない。
  14. 議論で興奮していると、いつもの癖が出やすい。
  15. 議論が白熱して話に割り込めないときの一言。
  16. 発言しないと、評価されないのか。
  17. 無反応では、話すほうもつまらない。
  18. 書記やタイムキーパーも、積極的に発言したい。
  19. グループディスカッションでは、やはり発言回数が重要なのか。
  20. 司会者は、全員に話を振る気配りを持ちたい。
  21. 司会者に、話を全員に振る配慮がないときの対処。
  22. 司会が下手な場合、代わったほうがいいのか。
  23. 聞く姿勢も、評価対象。
  24. 早く結論を出すほうが、高く評価されるのか。
  25. 自分の意見を、途中で変えるのはいいのか。
  26. 最も多く発言した人が、不採用になるのは、本当か。
  27. 話のまとめに入る、時間の目安。
  28. 多数決で結論を出すのは、最後の手段。
  29. 発表者は、1人である必要はない。
  30. 発表者は、発案者が対応すると、スムーズ。

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