ある日、レストランで注文した料理がやってくるのを待っていました。
時間があったので、ふと、遠くにいる2人のお客さんを眺めていたときのことです。
30代らしきの2人の男性がいました。
ふと、不思議なことに気づきました。
一方が幼く見えて、もう一方はとても大人っぽく見えます。
「どこが違うのか」
よく観察したとき気づきました。
服装です。
幼く見える人は、色使いの多い服を着ていて、見るからに派手でした。
若さはありますが、大人の雰囲気はありません。
もう一方の男性は、黒や濃紺の落ち着いた服を着ています。
派手さはありませんが、逆に大人っぽい印象を受けます。
たったそれだけのことです。
色は、強い印象を与えます。
黒や濃紺などの落ち着いた色は、落ち着きのある大人らしい印象を与える色です。
落ち着きの表現は、まず色から仕上げていきます。
もちろん言葉や態度も落ち着くことが大切ですが、服装の色はすぐ変更できるところです。
色を変えただけで、すぐ落ち着けます
スーツを思い出しましょう。
スーツの色は、必ず落ち着いた色が基調になっています。
なぜスーツがかっこいいのかというと、落ち着いた濃い色を使っているからです。
たとえ、就職活動中の学生でも、スーツを着るだけでかっこよく映ります。
それは色が落ち着いているからです。
色が濃ければ濃いほど、落ち着いたイメージがあります。
男性に限らず女性にとっても、色は重要です。
「派手な色の服装」から「落ち着いた色の服装」に、イメージチェンジするときです。