大物に見られるためにまず心がけることは、口数を減らすことです。
まずなにより、ここから心がけましょう。
口数が減るだけで、大物感が出ると言っても過言ではありません。
それだけおしゃべりをしすぎる人は、軽い人間に見られることです。
お笑い芸人はよく話しますが、なぜか軽い人間に見えてしまうのは、話しすぎだからです。
一生懸命に機関銃のように話をする姿は「何かを補う姿」に見えて仕方ありません。
自信がない。
言い足りない。
不安。
そういう心の不安をたくさんの言葉でごまかしたり、補ったり、隠したりしている姿に見えます。
お笑い芸人が裁判官だったら、嫌です。
本当に公平な裁判ができるのかな、と不安になって仕方ありません。
裁判官は、無口だから重い存在感が出ています。
大物になるためには、まず口数を減らすことから始めることです。
これが一番大切な条件であり、最初の1歩です。
口数が減らないかぎり、大物にはなれないと言っても過言ではありません。
事実、世の大物ほど寡黙です。
では、なぜ大物ほど寡黙な人が多いのでしょうか。
すでに自信も実力も十分にあり、口で説明する必要すらないからです。
「口で説明しなくても、私の行動を見てくれれば、すぐわかるよ」
圧倒的な自信に満ちあふれています。
口で説明する時間と余力があるなら、夢を叶える行動のために使いたいと思います。
それが行動力のある人であり、行動力があるから大物になれました。
大物ほど寡黙であり、また寡黙を意識することで、さらなる実力を身につけていきます。
「説明する必要はない」と思う自信があふれている時点で、すでに勝負ありなのです。