「私の辞書に不可能の文字はない」
フランスの近代化に尽くした、ナポレオン・ボナパルトといえば、白馬にまたがっている肖像画が有名です。
馬を自在に乗りこなし、堂々とした表情です。
悩みやコンプレックスなど1つもないのではないか、とさえ感じさせます。
しかし、夢を壊してしまうようですが、ナポレオンは大変背が低かったことをご存じですか。
諸説によると、身長は167cm程度だったといわれています。
背が低いことにコンプレックスを持ち、靴はシークレットブーツを履いていました。
立っていると身長が低いとばれるので、いつも馬にまたがっていたといわれています。
しかし、彼はなぜか大きな人物に見えます。
身長が低いと知っていても、それでも大物に見えてしまうのは不思議です。
それは、偉業を達成した人物だからです。
たとえ身長が低くても、果たした仕事が大きいと、存在感まで大きくなります。
果たした仕事の大きさが、存在感を大きくさせています。
人の存在感の大小は、身長ではなく、達成した仕事の大小です。
あなたが大物になりたいのに、身長が低いと嘆いているなら、心配はいりません。
一生懸命に仕事をして、大きな偉業を達成しましょう。
「すごいな」と絶賛されるような仕事を達成すれば、身長は関係なく、ナポレオンのように大きな人物と思われるようになるのです。