自信は、少しずつ身についてくるものです。
小さな自信なら、すぐ身につけることができます。
日頃からの練習をこつこつ積み重ねることです。
練習をしてできるようになったこと、勉強して問題が解けるようになったことなどです。
小さな自信の積み重ねが、大きな自信に変わります。
大きな自信には、時間がかかるものです。
時間をかけるからいいのです。
じっくり時間をかけた分、忘れにくくなります。
じっくり腰をすえて苦労して学んだ分、体の一部になるのです。
たとえば、語学の習得です。
早く覚えたいと思うと、かえって焦りが大きくなり、うまくいきません。
語学に近道はありません。
まず単語を覚えたり、熟語を覚えたりすることが必要です。
1つ単語を覚えることで、1つ自信がつきます。
1つ熟語を覚えることで、また1つ、自信がつきます。
その繰り返しです。
何百、何千、何万も小さな自信を積み重ねていきながら、少しずつ自信を大きくさせていきます。
読むだけではありません。
書いたり、話したり、聞けたりする必要があります。
語学の習得には、長い時間がかかりますが、身につければ、忘れにくくなります。
身につけるには時間がかかりますから、じっくり腰をすえて学ぶことで、よく身につくようになります。
「ゆっくり時間をかけよう」と思うことで、本当の実力が身につけられます。
英語が一度手に入れた大きな自信は、そう簡単には忘れません。
長期間、海外留学をしていても、母国語を忘れないのと同じです。
苦労した勉強ほど、思い出のエピソードとともに記憶され、定着します。
「時間をかけた分だけ、忘れにくくなるのだ」と考えましょう。