「勉強会」という言葉には、かっこいい響きがあります。
「~会」とつくと、レベルの高い集まりに聞こえます。
実際、勉強会は「1人で勉強できない人の集まり」にすぎません。
かっこいい響きに引かれ、1人では勉強ができない人、1人では寂しい人が集まって、お互いの傷をなめ合っています。
勉強は、集中してこそ身につきます。
にもかかわらず、大勢が集まり、わいわいしながら楽しく勉強とは、矛盾したおかしな話なのです。
集中ができませんし、身にもつきません。
私も学生時代には「みんなで一緒に勉強しようよ」と、勉強会をよく開いたものです。
実際はといえば、雑談会になっているだけです。
誰かが1人話し始めると、緊張の糸が切れ「そういえば、この前」と、話が大きく広がります。
参加者にかわいい女の子がいると、つい引かれて参加してしまいますが、案の定、楽しい雑談で終わってしまうのです。
勉強は1人になってしたほうが、圧倒的に効果が高い。
1人になるからこそ集中でき、身につきます。
だらだらした状態では、時間だけが無駄に過ぎていくのです。