私たちの体には「小さな働き者」がたくさん生息しています。
そして日頃から大変お世話になっています。
それが「免疫細胞」「腸内細菌」です。
どちらも私たちの体内に存在しています。
普段目にすることはありませんが、私たちが生きていくうえで欠かせない存在です。
免疫細菌は、生きていくうえで極めて重要な役割を果たしています。
私たちの血液の中には、免疫細胞を持った白血球が存在しています。
白血球は、いわば血液のパトロール隊です。
体をくまなく見張っていて、体内に異物が侵入してくると、直ちに撃退して体を守ってくれます。
24時間365日休まず働いていて、愚痴も文句も言わず、あなたのために頑張っています。
腸内細菌の存在も忘れてはなりません。
普段は目にすることはありませんが、あなたのおなかの中にいます。
私たちの腸内には、およそ1000種類100兆個の腸内細菌が生息しています。
ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌は有名ですね。
腸内細菌は、消化吸収を助けたり、ビタミンを生成したり、外来菌の侵入を防いだりする働きを担っています。
腸内細菌の重さは、1キログラムにも及びます。
あなたが健康でいられるのも、免疫細胞や腸内細菌のおかげです。
知らず知らずのうちに私たちは免疫細胞・腸内細菌のお世話になっているのです。