あなたが普段愛用している筆記用具を取り出してみてください。
鉛筆、ボールペン、フェルトペン、筆ペン、マーカーペン。
ただの筆記用具と言ってしまえばそれまでですが、あなたの日常を支える大きな存在です。
鉛筆・ボールペン・フェルトペンのおかげで、自由に文字を書けます。
筆ペンのおかげで、柔らかい文字を書けます。
マーカーペンのおかげで、大切な部分を強調できます。
平凡な筆記用具であっても、普段の生活で助けられていることでしょう。
仕事や勉強でもずいぶんお世話になっているのではないでしょうか。
だからこそ、きちんと感謝の気持ちを持つことが大切です。
筆記用具を使うたびに、いつもありがとうと感謝の気持ちを意識したい。
愛用の筆記用具がますます好きになれます。
感謝することで、物の価値に気づく力が高まります。
字を書くときの気持ちもすがすがしくなれるのです。
さて、筆記用具は、いつか役目を終える日がやってきます。
永遠に愛用したいところですが、なかなかそうもいきません。
人にも寿命があるように、筆記用具にも寿命があります。
鉛筆なら芯がなくなり、ペンならインクがなくなります。
本体の経年劣化という問題もあります。
筆記用具を1本使い切ったら、いま一度感謝しましょう。
「たくさん字を書かせてくれてありがとうございました」と。
きちんと敬語で感謝したいですね。
今までずいぶん筆記用具のお世話になりました。
何百・何千という字を書いてきたに違いありません。
文字だけでなく、時には絵やイラストを描くこともあったかもしれません。
使い切ったということは「役目を終えた」ということです。
本当にありがたいことです。
筆記用具がぼろぼろになっているのは、今まで頑張ってきた証拠です。
処分するときは、今までお世話になった日々を思い出し、いま一度感謝を捧げましょう。
役目を終えた筆記用具も、感謝の気持ちを持つことが大切なのです。