ディズニーマニアは、ディズニーランドに何度も足を運びます。
何度も同じパレードを見たり、何度も同じアトラクションに乗ったりします。
リピートが激しい。
「飽きないの?」と聞くと、必ず「飽きない」という返事が返ってきます。
そして「毎回新しい発見がある」と言います。
ディズニーランドに興味がない人は、リピートしません。
パレードもアトラクションも、一度経験したら満足です。
2回目以降は同じに見えます。
「行ったことがある」「見たことがある」「一度で十分」で終わりです。
ところが、好きな人にとっては、そこに毎回新しい発見を見いだすのです。
登山愛好家は、日頃からよく山に登っています。
必ずお気に入りの山があって、そこに何度も登ります。
同じ山に何度登っても「飽きない」と言い「毎回新しい発見がある」と言います。
登山とはいえ、別のルートで登ることもできるし、季節によって風景も変わります。
登山に興味がない人は、一度登れば、それで満足です。
「一度登ったことがある」「一生に一度で十分」「同じ山に登っても仕方ない」と言って、リピートしようとしません。
同じことをしても、同じところに行っても、興味関心の目を持てば、必ず新しい発見があります。
これが「好きの力」です。
好きなことをしている人は「飽きない」「毎回新しい発見がある」という共通のセリフがあります。
これはどんなジャンルでも同じです。
好きなことであれば、何度やっても飽きません。
無限にリピートできます。
好きの力によって、毎回そこに新しい発見を見いだすからです。
2回目だからこそできる発見があり、3回目だからこそできる発見があります。
これは10回目でも100回目でも同じです。
同じに見えるのは、追求しないからです。
好きなことであれば、もっと詳しく知りたくなり、どんどん追求します。
おのずと鋭い注意力が働くようになり、小さな変化にも敏感になります。
結果として、毎回新しい発見ができます。
好きだから新しい発見があり、新しい発見があるからますます好きになるという好循環になります。
だから飽きないのです。
好きなことなら、何度やっても飽きません。
好きには、無限の変化を見いだす力があります。
好きなことなら、毎回新しい発見ができるのです。