時間を無駄にしないための心がけの1つが「体調管理」です。
風邪やインフルエンザでダウンすると、そのぶん予定していた仕事ができなくなり、時間の無駄を生むことになります。
体調管理を軽視しないことです。
体調管理の基本は「食事」「運動」「睡眠」です。
いま一度きちんと意識を高め、日頃からきちんと体調管理を心がけることが大切です。
日頃からバランスの良い食事を心がけましょう。
できるだけファストフードやジャンクフードは避け、栄養バランスの整った食事を心がけることが大切です。
タンパク質の必要量は、成人の場合、1キログラム当たり1グラムです。
体重60キログラムの人であれば、タンパク質は60グラムが必要になります。
運動も欠かせません。
定期的に「筋トレ」と「有酸素運動」を行い、体を鍛えておくことです。
体を鍛えておくことは、体力や免疫力の向上につながります。
迷ったら、ウォーキングです。
有酸素運動と聞くと、ランニングやエアロビクスなど激しい運動をイメージされるかもしれませんが、もっと気楽なものでOKです。
ウォーキングや軽いジョギングも、れっきとした有酸素運動です。
全身の3分の2は下半身に集中しているため、しっかり両手を振って大股でウォーキングをすれば、効率よく体を鍛えられます。
ちなみにあまり知られていませんが、ヨガも有酸素運動の1つです。
動きはスローであっても、全身の筋肉をしっかり使っていて、酸素をたっぷり取り込める運動なのです。
睡眠不足になると仕事の集中力がぐっと落ちてしまい、無駄な時間を生んでしまいます。
就寝前のカフェインには要注意です。
カフェインには覚醒作用・利尿作用があるため、良質な睡眠を妨げる原因となります。
カフェインの半減期は、4時間~6時間程といわれています。
就寝の6時間前からカフェインの摂取は控えておくのが良いでしょう。
日頃から早寝早起きを心がけ、しっかり十分な睡眠を取るようにしましょう。
大切なのは、食事・運動・睡眠だけではありません。
忘れがちなのは「ストレス」です。
ストレスをためていると、免疫力の低下につながります。
仕事をするうえでストレスは避けて通れませんが、こまめなストレス解消を心がけ、自分を優しくいたわることが大切です。
週末にまとめてストレスを解消するのもいいですが、できれば平日からストレスを解消させていきたい。
私たちは毎日、何らかの形でストレスを受けています。
自分に合ったストレス解消法を見つけ、日頃からうまくストレスをため込まないようにしましょう。
感染対策も重要です。
空気中には、いろいろな雑菌やウイルスが舞っています。
日頃からできるだけ人混みの多いところは避けるようにしましょう。
バスや電車など人混みの多いところでは、マスクを着用して、感染予防を心がけることが大切です。
冬の季節が近づけば、インフルエンザのワクチンです。
インフルエンザにかかると、しばらく何もできなくなり、もどかしい時間を過ごすことになります。
ワクチンを打てば、感染予防につながって、安心して仕事に専念できます。
100パーセント感染を防ぐものではありませんが、重症化を防ぐ効果を期待できます。
費用はかかりますが、それを上回るメリットがあるため、健康を第一に考えるなら、打っておくのがいいでしょう。
一言で体調管理といっても、心がけることはたくさんあります。
体調不良を100パーセント防ぐ方法はありませんが、できることはたくさんあります。
体調管理の方法は当たり前と言われることばかりですが、きちんと取り組んで、体調管理に努めましょう。
常に体調が整っていれば、無駄な時間がなくなるだけでなく、仕事のスピードアップにもつながります。
ベストの体調になっていれば、高いパフォーマンスを発揮でき、良い仕事ができるのです。