ときどきメールボックスに不必要なメールが届きます。
そうです「迷惑メール」です。
一方的に送りつけられるメールほど迷惑なものはありません。
メールのスパムチェックをくぐり抜け、受信ボックスに紛れ込んでくることがあるものですね。
たいていは広告や勧誘が定番で、思わず読んでみたくなるような件名であることが特徴的です。
「ご当選おめでとうございます」
「あなただけに秘密の投資株を教えます」
「○○銀行、送金失敗通知」
「○○サービスの情報を至急確認してください」
期待させる件名もあれば、不安をあおるような件名もあり、さまざまです。
この迷惑メールを、いちいち中身を開く人がいます。
「念のため内容を確認しておこう」
「本当にお得な情報があるかもしれない」
「迷惑メールではなく、本当なのかもしれない」
興味本位や面白半分で見たくなるかもしれませんが、これはNGです。
迷惑メールを確認したところで時間の無駄であり、ろくなことになりません。
「本当にお得な情報があるかもしれない」「貴重な情報かもしれない」と気になるかもしれませんが、必ず期待外れで終わります。
赤の他人にお得な情報を教えるわけがありません。
本当にお得な情報であれば、誰にも教えず、自分が1人で実行するものです。
わざわざ見知らぬ人に教える時点で不自然であり、悪質な迷惑メールと考えるのが妥当です。
迷惑メールは、100通中100通が見る価値なしと考えてください。
そもそも迷惑メールを開くことが、リスクです。
メールを開いただけでウイルスに感染したり悪質なプログラムが勝手にインストールさせたりするケースがあります。
安易に迷惑メールを開いていると、時間の無駄になるだけでなく、思わぬ被害を受けることになりかねません。
迷惑メールは、内容が気になったり興味があったりしても、開封しないことです。
中身を確認せず、そのまま削除しましょう。
迷惑メールに限ったことではありません。
自宅の郵便箱に届く、企業からのダイレクトメールについても同じです。
ダイレクトメールは結局ところ、企業からの広告郵便物です。
「一応中身を確認しておこう」と思って開封しますが、やはりこれも時間の無駄です。
結局のところ、広告が入っているだけです。
通販会社の分厚いカタログ、金融商品やクレジットカードの勧誘、不動産やマンションの広告などなど。
わざわざ貴重な時間を割いて、広告に目を通す必要はありません。
水道や電気で困ったときは、その都度インターネットで検索すれば事足ります。
必要な情報は、必要になったとき、こちらから取りに行けば済むことです。
自宅に届くダイレクトメールは、市役所や税務署からのものを除き、すべて処分して時間を節約しましょう。