会社でも学校でも、守らなければいけないのは「始業時間」です。
1分でも遅れたら、遅刻です。
上司や先生に叱られ、減点や評価につながるでしょう。
何度も遅刻を繰り返すことになると、目をつけられます。
「遅刻の常習者」というレッテルを貼られ、内申書や人事評価に響くことになるでしょう。
あまりにひどい場合となると、落第や解雇に至るケースもあります。
私たちは日々、始業時間を意識した行動を心がけています。
雨や雪の日は、バスや電車が遅れても問題ないよう早めに家を出ます。
真面目なあなたであれば、当然のこととして心がけていることでしょう。
ところがその一方で「就寝時間」となると一変します。
始業時間にはあれほど厳守していたのに、就寝時間となると急に緩んでしまうのです。
「面白いテレビ番組から目が離せない。もうちょっと動画を楽しみたい、ゲームを楽しみたい。寝るのが少し遅くなってもいいよね」
テレビ番組や動画サイトの視聴を楽しんでいると「もう少しだけ」となります。
実際は「もう少しだけ」で終わることはなく、何度も繰り返されることになるのが定番です。
面白いゲームに熱中していると、なおさらです。
面白いコンテンツは時間を忘れさせます。
10分20分と時間が過ぎていき、だんだん寝るのが遅くなり、夜更かしをしてしまうのです。
これはよくありません。
睡眠も仕事の1つですから油断は禁物です。
始業時間を厳守するように、就寝時間も厳守しましょう。
睡眠時間は、少なくとも7時間半を確保しておきたいところです。
起床時間から逆算すれば、就寝時間がわかります。
見たいテレビ番組があれば、録画機能を活用しましょう。
動画サイトの視聴を楽しむのも、翌日以降にすればいいことです。
ゲームも、きちんと時間を決めて楽しむ習慣が大切です。
決めた就寝時間になれば、1分の遅刻もないよう床に就きましょう。
「できれば守りたい」ではなく「きちんと守る」です。
目をつぶってすぐ寝られるとは限りませんが、少なくとも就寝時間には床に就いている状態にはなっておくことです。
就寝時間も始業時間と同様、1分の遅刻がないようにすることが大切です。
「始業時間には席に着く」と意識するように「就寝時間には床に就く」と意識するのがいい。
願わくは、就寝も始業のときのように「15分前行動」を心がけたい。
就寝時間の厳守も、自己管理の1つです。