整理整頓には入れ物が必要です。
お歳暮や誕生日プレゼントで贈られたものの中には、きれいな柄の入れ物があります。
「捨てるにはもったいない。そうだ、入れ物として使おう!」
おしゃれな外観をした入れ物の場合、何かの入れ物に役立つかもしれないと思い、大事に取っておくことがあります。
おしゃれであればあるほど捨てるのが惜しくて、取っておきたい気持ちが強くなるでしょう。
そうすると、おしゃれできれいな入れ物が、押し入れでいつか使われる日まで待機をすることになります。
押し入れが倉庫へと変わるのです。
実際はこの入れ物こそがごみとなっています。
整理整頓のために使う入れ物も「いつか使うかもしれない」といったん残し癖がつくと、必要以上にどんどんとたまります。
「いつか使うかもしれない」という考え方が、部屋を乱してしまう原因になっているのです。
おしゃれさに惑わされてしまうと、余計なものを手元に置くことになります。
必要な物だけ手元に置くことです。
必要になったときは、購入かレンタルで、ほとんどの物は部屋に置く必要がなくなるのです。