品性を高めるポイントの1つは「傘の巻き方」です。
雨の日には傘を使います。
使い終わった傘はくるくる巻いて傘置きに立てますが、このときどんな巻き方をするかです。
「とにかく巻けばよい」と言わんばかりに、雑な巻き方になっているなら要注意です。
くしゃくしゃの巻き方になっていませんか。
留め具のひもがねじれていませんか。
巻くことも留め具で止めることもなく、そのままぽんと傘立てに立てていませんか。
もちろんマナー違反ではありませんが、ちょっと雑な扱いが目立ちます。
くしゃくしゃの巻き方をすると、折り目以外のしわができてしまいます。
再び傘を広げたとき、しわが目立つことになるでしょう。
水滴が蒸発しにくくなって、骨組みのサビが進んで、傘の寿命にも影響するはずです。
急いでいるときは、雑な巻き方をしがちです。
また使い慣れた傘の場合も、気持ちが緩んで巻き方が雑になりやすい。
くしゃくしゃの巻き方をしていては、品性の欠如につながります。
品性を高めたいなら「きれいな傘の巻き方」を心がけましょう。
折り目に沿ってきれいに巻きます。
最後はきちんと留め具で止めます。
留め具のひもも、ねじれがないよう巻けばパーフェクトです。
これが上品な傘の巻き方です。
普通の長傘はもちろん、折りたたみ傘でも同じです。
急いでいるときであっても、丁寧な巻き方を心がけたい。
ちょっとだけ手間暇はかかりますが、わずかなことです。
きれいな巻き方をすれば、傘の寿命も長くなります。
日頃から傘のきれいな巻き方ができていれば、あなたの品性はポイントアップです。