あなたには今、失念していた仕事があります。
やらなければいけないにもかかわらず、すっかり忘れていて、知らず知らずのうちに放置状態になっています。
そこで注目したいのは「書類の束」です。
机の上や部屋の中を見回してみてください。
どこかに積み重なった書類の束はありませんか。
書類の束はいろいろなものが紛れ込んでいるでしょう。
新聞、雑誌、チラシ、はがき、写真、パンフレット、仕事の資料などなど。
手に取ったものの「後から確認しよう」と思って、整理されないまま机の上に置きます。
それが何度も繰り返され、どんどん書類が上に積み重なっていき、気づけば書類の束ができているのです。
束どころか、大きな山になっていることもあるかもしれません。
書類の束は一番の1枚しか見えないため、何が紛れ込んでいるか、きちんと確認しないことにはわかりません。
だからこそ要チェックです。
いま一度、書類の束を整理してください。
必要なものと不要なものを分けていきましょう。
「そういえばこれをしなければいけなかった!」というものが見つかります。
書きかけの申込書が見つかるかもしれません。
回し忘れていた回覧板が見つかるかもしれません。
アルバムに入れ忘れていた写真が見つかるかもしれません。
「こんなところにあったのか!」と、いくら探しても見つからなかった資料が見つかるかもしれません。
重要書類が紛れ込んでいることもあるでしょう。
締め切りのある書類が見つかって、急いで返信しなければいけないこともあるかもしれません。
書類の束は、部屋の雰囲気を悪くします。
書類の束がなくなれば、やり忘れていた仕事を思い出せるだけでなく、部屋もすっきりします。
書類の束がなくなった分だけ部屋の空間が広々として雰囲気も良くなります。
書類の束は、できるだけゼロの状態を目指したい。
難しいときもありますが、減らす努力ならできるはずです。
日頃から書類の束ができないように心がければ、仕事のうっかりも減るのです。