人から甘えられることはありませんか。
異性のパートナーから甘えられることもあれば、同性の友人から甘えられることもあるでしょう。
わがままを言ってきたり、べったりくっついてきたり、物をねだってきたりです。
弱音を吐いてきたり、プライベートをさらけ出してきたりすることもあるでしょう。
大の大人が、急に幼い子どものような態度に変わります。
「急にどうしたのだろう」と違和感を覚えますね。
うっとうしくて突っぱねたくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
甘えてくる人がいれば喜んでください。
甘えられるのは名誉なことだからです。
甘える行為は、誰にでもできることではありません。
人を選びます。
よほどの相手でなければ、そう簡単に甘えることはできません。
あなたが誰かに甘える場面を想像してください。
慎重に相手を選ぶはずです。
大きな度量があって、十分な信頼関係もあって、受け入れてくれそうな人を選ぶでしょう。
「この人なら甘えても受け入れてくれるだろう」と思って、初めて甘えるはずです。
あなたがそうであるように、相手もそうです。
甘えてくる人がいれば、相手から頼りになる存在と認められています。
「あなたには甘えられるだけの度量と信頼があります」と褒められています。
これは大変名誉で喜ばしいことです。
うっとうしく感じるかもしれませんが、まず相手に認められ、選ばれたことを喜んでください。
そして、できるだけ甘えてくる相手を受け入れようではありませんか。
一緒に過ごしたりわがままを受け入れたりして、べたべたしてくる相手に付き合ってあげましょう。
相手のすべてを受け入れ、全面的に肯定することが大切です。
相手の期待に応えるから認められているのですから、できる範囲でかまって、相手の期待に応えていきましょう。
大したことはできないかもしれませんが、小さなことでもいい。
自分も余裕がないときなら、話を聞くだけでもかまいません。
たっぷり甘えた後は、きっと相手は元気になってくれるでしょう。
何ものにも代えがたい、絆や信頼関係へとつながります。