相手が甘えてきたら、喜んでください。
「自分のことは自分でしてほしい」「相手にしないといけなくて疲れる」などと思うかもしれません。
しかし、恋人が甘えてくれるのは実は嬉しいことです。
疲れた心や体をゆだねられる存在だと言われているのと同じだからです。
甘えるという行為は、誰にでもできることではありません。
まず警戒する相手にはできません。
相手と十分打ち解け、大きな信頼もあり、心を許せる間柄だからこそ甘えることができます。
また、心や体をゆだねたとき、きちんと受け止められるだけの器も必要です。
大きな信頼と器があって、初めて甘える行為ができます。
もし誰かに甘えられたなら、相手に心を許してもらっている証拠です。
「大きな器がありますね」と認められている状態でもあるのです。
遠回しに褒められているのと同じと考えていいでしょう。
友人や恋人が甘えてきたら、十分仲良くなっている証拠です。
できるだけ、そのまま甘えさせてあげましょう。
甘えることを受け入れられたら、今度はあなたもその人に甘えられるようになります。
甘えたり甘えられたりできる関係が、理想的な人間関係の最終形態です。