アイデアがひらめいたものの「大したことない」と思うことがあります。
ひらめいたのはいいのですが、センスや工夫が感じられず、アイデアと呼ぶほどでもないことがあるでしょう。
時には失笑するようなくだらないアイデアもあるかもしれません。
平凡でセンスが感じられないと不採用で終わるところですが、そのとき心がけておきたいことがあります。
ひらめいたアイデアは、ちょっとしたことでも書き留めておきましょう。
「念のため」でいいのです。
くだらないアイデアであっても、きちんと書き留めておくことをおすすめします。
後になって輝きを放つ可能性があるからです。
アイデアがひらめいた直後に正しく評価できるとは限りません。
そのときは新鮮味も特別感もなく、普通で平凡に思えるアイデアでも、後になって見直すと感じ方が変わることがあります。
「改めて見直すと、思ったほど悪くない」「意外と良いかもしれない」と感じるのはよくあることです。
ひらめいた直後は脳が興奮状態や疲労の蓄積が起こっていて、アイデアの良しあしを正しく評価できないことがあります。
時間を置くことで冷静になれたり視点が変わったりして、アイデアを正しく評価できるようになります。
また時間を置くことで、ひねりや工夫など、プラスアルファが浮かぶ可能性もあります。
アイデアは、ひらめいて終わりにするのではなく、どんどん発展させていくものです。
平凡なアイデアであっても、後から手を加えることで、より良いアイデアに発展させていける可能性が出てきます。
ひらめいたアイデアはすべてダイヤの原石です。
そのままでは輝きません。
磨くことで虹色の輝きを放ち始めます。
ちょっとしたものであれくだらないものであれ、ひらめいたアイデアはすべて書き留めておくのが賢明です。
ちょっとしたアイデアが、後から優れたアイデアに化ける可能性があります。
くだらないアイデアが、最高のアイデアに大化けする可能性もゼロではないのです。