下痢でひどい目に遭った経験はありますか。
すぐトイレに駆け込めればいいですが、場所やタイミングによっては難しいことがあります。
下痢は急に襲ってくるから怖い。
呼吸が荒くなり、額から冷や汗が流れ始め、貧血のように目の前がくらくらし始めます。
下痢とはいえ、場所やタイミングが悪いと、大恥・大損をかくことがあります。
タイミングの悪い下痢は、本当に恐ろしいものがあります。
見苦しい姿をさらすことになったり周りに迷惑をかけてしまったりです。
「あのときは本当に死ぬかと思った」「穴があったら入りたい」と思います。
「人生で一番つらい経験が下痢だった」という人も少なくありません。
そのくらい下痢は怖いものであり、人によってはトラウマ級のインパクトを残します。
下痢で大恥・大損をした経験があれば、負の過去となっている人もいるでしょう。
しかし、下痢で大恥・大損をした経験があるからといって、100パーセント無駄とは言えません。
むしろ喜んでください。
同じ苦しみを経験した人に優しくなれるからです。
テレビで「バスの運転手が下痢のため、お客さまを置いてトイレに駆け込む」というニュースが流れたとします。
「けしからん」と思うのは、下痢でひどい目に遭った経験がない人です。
一度でも下痢で大恥・大損をした経験があれば、そこで同情の念を寄せることができます。
「ああ、それは仕方ない。下痢は本当につらいからね。気をつけても避けられないときあるからね」
優しい気持ちになれるでしょう。
「あのときの自分のようにつらかったのかな」と思うでしょう。
一度でも同じ経験があると、相手に失態があっても、自分の経験と重ねることができるようになります。
「薬を持っていれば大丈夫ではないか」というのも経験したことがない人の意見です。
本当にひどい下痢のときは、もはや薬さえ効きません。
そもそも間に合いません。
本当につらい下痢のときは、1分1秒を争います。
パニックになって、薬をどこにしまったのか思い出せないというパターンもあります。
ダムが決壊する寸前は、トイレに行くこと以外に解決策はありません。
下痢は人生で避けたいトラブルの1つですが、あったらあったで役立ちます。
下痢で大恥・大損をした経験があれば、忘れるのではなく、大切にしてください。
ひどい目に遭った経験も無駄にはなりません。
同情や共感の力を高めることにつながります。
あなたの優しさに貢献するのです。