心のきれいさは、見かけだけではわかりません。
見かけはきれいな人でも、心が汚い人はたくさんいます。
私は先日、きれいな格好をした女性を見かけました。
見かけが整いきれいですから、お上品な方かと思っていると、突然タバコを取り出しました。
タバコを吸いながら道の真ん中を歩き、吸い殻をポイ捨てしたところを見て「こういう人なんだ」とがっかりしました。
いくら見かけがきれいな人だからとはいえ、心がきれいだとは限りません。
人の内側にある精神的な部分であるだけに、目には見えないわけです。
しかし、一瞬ですが、内側が外側に表れることがあります。
態度、行動、発言の瞬間です。
態度、行動、発言を見れば、その人の心の中が垣間見えてきます。
外側の身なりや髪型は、心が汚くてもきれいに変えることが簡単にできてしまいます。
しかし、きれいな発言、態度、行動は、きれいな心からでなければ出てこないものです。
その人となりを知るためには、見かけより、態度、行動、発言を見ることがポイントなのです。
心をきれいに磨くためのポイントはここにあります。
心を磨くためには、髪型やブランドもので身を固めるのではなく、発言や態度、行動を磨くように心がけることなのです。
鏡に向かって一生懸命にお化粧する努力より、言葉遣いが人を不快な気分にさせていないかと気をつけるほうが重要なのです。