ちまたでは「ポジティブになろう」という言葉がよく聞かれます。
何事も前向きに考えることで明るい気持ちになり、人生を生き生き生きられるようになります。
ネガティブなままでは、幸せな人生を送るのは難しい。
ネガティブになるくらいなら、ポジティブになるほうがいいのは間違いありません。
人生で起こる出来事の善しあしは、考え方1つで印象が変わります。
「悪い出来事」と思えば、悪い出来事になりますが「良い出来事」と思えば、良い出来事になります。
私たちの行動は、思考が支配しています。
行動は思考によるものであり、思考は心や考え方の影響を大きく受けます。
ポジティブになるだけで、考え方が前向きになります。
物事を肯定的に受け止めることで、日常生活の彩度や明度が上がり、幸福感にあふれる人生にできます。
考え方とはいえ、思考の癖にすぎません。
体に癖があるように、考え方にも癖があります。
当たり前のことに感謝して、日常に点在する豊かさに気づくことで、明るい考え方を持つことができるようになります。
もともとネガティブ思考の人であっても、根気よく続けていけば、だんだんポジティブ思考になることが可能です。
「よし、ポジティブになって人生を変えてみせる!」
ポジティブ人間を目指して、自己啓発書から考え方や受け止め方を学んでいる人も多いのではないでしょうか。
もちろんポジティブになるのはいいですが、さらにランクの高い考え方があります。
それが「超ポジティブ」です。
「ポジティブ」と「超ポジティブ」は意味が違います。
ポジティブは「できるだけ前向きに考えよう」という意味です。
できるだけ前向きに考えますが、ときどき前向きに考えないときもあります。
ポジティブであっても、うまくいかない現実に連続して直面すると、心が折れてしまうこともあります。
一方、超ポジティブは「何が何でも必ず前向きに考えよう」という意味です。
名前のとおり「ポジティブを越えたポジティブ」です。
どんな逆境であろうと、うまくいかない現実に連続して直面しようと、ポジティブを貫く力があります。
せっかくポジティブを目指しているなら、ポジティブより超ポジティブを目指してください。
1回失敗したくらいで「やっぱりダメだ」と諦めるのはポジティブではありません。
「失敗から始まって当然。まだまだ挑戦してやろうではないか。100回失敗しても諦めない!」
そう思う人が、超ポジティブになれます。
一度しかない人生なら、徹底的に幸せにしようではありませんか。
今ここで超ポジティブの話を聞いて、興奮しながら目をきらきら輝かせている人は、超ポジティブになれます。
ポジティブは、なって満足するものではなく、最後まで貫き通すもの。
ポジティブで満足するのではなく、超ポジティブを目指していきましょう。